学校日記

11/11,12火・水 5年生、初めての調理実習「ゆでる」に挑戦!

公開日
2025/11/18
更新日
2025/11/18

校内行事

5年生にとって初めての調理実習が行われました。


今回のテーマは「ゆでる」。

加熱後の様子を比較するために、対照的な食材であるじゃがいもとほうれん草をゆでて、それぞれの違いを学びました。


準備段階では、普段あまりやらない作業にみんな大苦戦!


じゃがいものピーラーを使っての皮むきや、小さな芽もていねいに取り除く作業に、悪戦苦闘。

ほうれん草は、根元の土を落とすために、一本一本丁寧に洗う作業に集中。

ボウルの水を替えながら土をきれいに落とし、最後は流水できれいに。

いよいよ「ゆでる」作業です。

火の通りにくいじゃがいもと、すぐに火が通るほうれん草のゆで時間の違いを意識しながら、真剣に実習に臨みました。


ほとんどの班が、事前の計画や分担をよく確認し、ゆで加減をしっかり見ていたので、見事に大成功!


ゆで上がったじゃがいもは、ホクホクでアツアツ!塩をかけて「おいしい!」「パクパクいける!」と、自分たちでゆでた特別な味を堪能していました。


特に嬉しかったのは、ほうれん草が苦手だと言っていた子たちの変化です。

自分たちで手間をかけて洗って、ゆでたからでしょうか。

「ちょっとだけ…」と食べてみた途端、「あれ?おいしい!」「食わず嫌いだったみたい」と、笑顔で完食する姿が見られました。

食材に感謝し、食べる楽しさを知る、大切な体験になったようです。


初めての調理実習は大成功に終わり、子どもたちからは「またやりたい!」「次もがんばろう!」とやる気に満ちた感想がたくさん聞かれました。


次は日本の食卓の基本「炊飯とみそ汁」に挑戦します。

お米とぎやみそ汁の作り方など、お手伝いをしながら各家庭の技を盗んできてほしいですね。