本日、いよいよ後期がスタートしました。体育館に集まった児童生徒たちの、引き締まった表情から、新たな学期への期待と意気込みが感じられました。

前期終業式に続いて、始業式では代表児童生徒２名の作文発表がありました。前期でできるようになったこと、そしてそれらを振り返って、後期で頑張りたいことを率直に話す２年生、そしてこれまでの読書活動について語り、読書の効果について改めて考えたことなどを話した５年生。二人とも堂々と話をすることができました。

また、校長先生のお話では、児童生徒たちに特に心掛けてほしいこととして、次の２つのお願いをしました。

１点目は、前期と同様に、「チャレンジできる人になってほしい」というお話です。「チャレンジしなければ失敗もしないけれども、成果も得られない。失敗を恐れず、色々なことに挑戦することこそが、皆さんを大きく成長させてくれる」と、力強いメッセージを送りました。また、後期は「美輝祭」「遠足」「宿泊学習」など、様々な行事があります。チャレンジをする機会はたくさんあるともお話ししました。

２点目は、「思いやり、感謝の心をもてる人になってほしい」というお話です。

宮沢章二さんの「行為の意味」の詩を紹介しながら、周りの人を大切にし、支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを忘れずに過ごしてほしい、と温かい言葉で呼びかけました。

この校長先生の２つのお願いに対し、児童生徒たちは、真剣な眼差しでしっかりと耳を傾けていました。

校長先生の言葉に頷く様子も見られ、大切なことを受け止めようとする真摯な態度が大変立派でした。

全校生徒が協力し、１日１日を大切にして、充実した後期を送ってくれることを期待しています。