暑い中、頑張って作っていますご飯 豚肉と厚揚げの炒め煮 ごま和え 牛乳 毎日暑い日が続いています。 給食室の中も、炒めたり、煮たりと火を使うため、エアコンがついていても32度を超えています。調理員さんは、毎日汗だくになりながら、衛生管理と熱中症に注意して、美味しい給食を提供できるように頑張っています。 今日の炒め煮は、生姜をたっぷり使っているので、生姜の香りが食欲をそそり、暑い日でも食べやすいように作られています。熱中症予防、夏バテ予防のために、しっかり食べてほしいです。 梅雨が明けましたご飯 キーマカレー コーンサラダ 牛乳 今日、関東地方の梅雨明けが発表されました。統計がある1951年以降、最も早い梅雨明けだそうです。梅雨が明けると夏本番、暑い日が続きます。 暑いと食欲が落ちてしまう人が多いようですが、きちんと食事をとらずに冷たい飲み物や料理ばかり食べていると、栄養が偏り、胃腸に負担がかかり、ますます食欲がなくなってしまいます。さらに、疲れやすくなり、夏バテの原因にもなります。 今日の給食はカレーです。香辛料の香りや辛みが食欲を増す効果があり、暑い季節でも食べやすい料理です。食事には、汗で失われる水分や塩分も含まれていますので、しっかり食べましょう。 地元でとれた食材を使っていますコッペパン フランクフルトチリソース 粉ふき芋 コンソメスープ 牛乳 皆さんはじゃが芋の花を見たことがありますか?トマトやナスに似た、紫や白い花を咲かせます。原産地はアンデスで、世界中でたくさん栽培されている野菜です。日本へは16世紀にジャガタラから伝わったことからジャガタライモと呼ばれ、それがジャガイモになったといわれています。 今日の粉ふき芋に使っているじゃが芋は、市毛の農家さんが作った新じゃが芋です。 新じゃが芋とは、収穫されたばかりのじゃが芋のことです。皮が薄くてみずみずしいのが特徴です。今日は、新じゃが芋のおいしさがよくわかるように、シンプルな粉ふき芋にしました。今の時期しか味わえないおいしさです。 春雨の原料は何?ご飯 豆腐のカレー煮 春雨サラダ 牛乳 春に降る細かい雨に似ていることから名付けられた「春雨」は、良く練ったでんぷんを、細い穴から熱湯の中に押し出して固め、冷たい水で洗って、天日で干して乾燥させてつくります。もともとは緑豆でんぷんから作られますが、最近では芋のでんぷんを使ったものが多くなっています。 給食では、緑豆でんぷんで作った春雨を使いました。ツルツルした食感がおいしく、人気のあるサラダです。 サラダも豆腐のカレー煮も、調理員さんたちが、それぞれの料理に合わせて、材料の形と大きさをそろえて切ってくれたので、きれいに、おいしく仕上がりました。 ひたちなか市産ですご飯 ハッシュドポーク 海藻サラダ 牛乳 皆さんが給食で食べているご飯は、ひたちなか市で収穫された米(コシヒカリ)を使っています。東海村にある炊飯専門の業者さんがご飯を炊いて、一人分ずつ弁当箱に入れ、届けてくださっています。 ちなみに、中学生一人分のご飯の量は約260gで、小さめのお茶碗に2杯分くらいです。 白くてツヤがあり、粘りと甘みがあるおいしいお米です。 よく噛んで食べると甘みが増して、さらにおいしいです。 野菜を食べましょうココアパン チキンカツ コールスローサラダ 野菜スープ 牛乳 給食では毎日野菜を使った料理が出ます。なぜでしょう? 野菜には、健康な体を保つために大切な栄養素が含まれており、生活習慣病の予防に欠かせないからです。特に、食物せんいやビタミンA、ビタミンCは肉や魚にはほとんど含まれていないので、野菜を食べないと、健康を保つために必要な量をとることが難しくなります。 また、野菜に含まれるカリウムは、体の中の余分なナトリウムを体の外に出すのを助け、高血圧の予防になります。 今日の給食一人分(写真の量)には、サラダに約75g、スープにはじゃが芋も含めて約95gの野菜が使われています。 梅仕事の季節ですご飯 韓国風肉じゃが ゆかり和え 牛乳 青い梅がお店に並ぶ季節になりました。青い梅の実は、生のままでは毒があるので、梅干しや梅ジュース、梅ジャムなどにして食べます。これらを作るための青梅を使った仕込みを「梅仕事」といいます。我が家でも毎年今頃の季節になると、梅干しを漬けています。 梅干しを作るために梅の実を塩で漬ける時、赤しその葉を加えると、鮮やかな赤紫色の梅干しができます。この梅干しを漬ける時に使った赤しその葉を、乾燥させて細かくすると「ゆかり」ができます。 今日は野菜をゆかりで和えました。さわやかな香りが楽しめる料理です。 甘酢炒めご飯 肉団子と野菜の甘酢炒め 中華サラダ 牛乳 酢を使った料理は苦手な生徒が多いように感じます。 酢は人間がつくり出した最初の調味料ともいわれ、古代エジプトの時代からあったそうです。料理に酸味を与えるだけでなく、野菜の変色防止や魚の臭み消しなどに利用できます。さらに、菌の繁殖を抑える働き、疲れをとる働き、食欲を増す働き、ストレスを和らげる働きなどがあり、暑い季節には欠かせない調味料です。 また、酸味を上手に利用すると塩味を強く感じるので、あまり塩を使わなくてもおいしく調理でき、減塩に効果があります。 今日の「肉団子と野菜の甘酢炒め」は「酢」を使った、酢豚のような味付けの料理です。トマトケチャップや砂糖なども使って、酸味が苦手な人でも食べやすいように仕上げました。 一工夫しています食パン、チョコクリーム ししゃもフライ レモンドレッシングサラダ コーンポタージュ 牛乳 洋風の料理は和食に比べて脂質が多くなりがちです。 脂質からとるエネルギーは、エネルギー全体の20〜30%が望ましいとされています。今日のように、揚げ物、サラダ、ポタージュのような組み合わせは、どの料理にも油が使われるため、どうしても脂質の割合が高くなってしまいます。 そこで今日の給食では、コーンポタージュのルーを、米粉に置き換え、バターを使わないで作りました。白いんげん豆のピューレやすりおろした人参を加え、ルーを使わなくても、あっさりとおいしく食べられます。 朝食にもおすすめですツナトースト 麦入りミネストローネ 牛乳 ヨーグルト 今日のツナトーストは、ツナと玉ねぎを炒めて、ホールコーンと粉チーズ、こしょうを入れて具を作り、パンにのせて焼きます。粉チーズの代わりにスライスチーズをのせて焼いても良いですね。 ミネストローネは、じゃが芋やキャベツ、にんじん、トマトなどの野菜の他に、ベーコン、マカロニや蒸し大豆、押し麦が入った具だくさんの、おかずにもなるスープです。セロリがかくし味です。 朝食にもおすすめのメニューです。 焼きビーフンご飯 ポークシュウマイ 焼きビーフン 中華スープ 牛乳 ビーフンはうるち米から作った麺です。見た目は春雨に似ていますが、春雨よりコシが強いので、炒め物やスープにしても美味しく食べられます。 今日の焼きビーフンは、豚肉や野菜と一緒に、ゆでたビーフンを炒め、砂糖、塩、豆板醤、しょうゆ、こしょうで味付けをしました。 かみかみメニューご飯 厚焼き玉子 大豆とじゃこの甘辛揚げ 豚汁 牛乳 6月4日から10日までの1週間は「歯と口の健康週間」です。そこで今日も、かみかみメニューを取り入れました。 大豆とじゃこの甘辛揚げは、油で揚げた蒸し大豆とちりめんじゃこ、乾煎りしたごまを甘辛いたれでからめた料理です。 食材ごとに噛み応えが違い、自然とかむ回数が増える料理です。よくかんで食べられたでしょうか? ラタトゥイユ米パン ハンバーグ ラタトゥイユ パスタスープ 牛乳 ラタトゥイユは野菜をニンニクとオリーブオイルで炒め、白ワインを加えて煮込んだフランスの郷土料理です。今日の給食では、水を使わず、野菜から出る水分と白ワインだけで煮ました。 そのまま副菜の1品として食べても美味しいですが、今日の給食のようにハンバーグにのせてソース代わりにしても、魚フライと一緒に食べても美味しいです。 チーズをのせて焼いたり、冷たくしてもおいしいので、そうめんにのせたりして食べるのもおすすめです。 夏野菜がおいしくなるこれからの季節、多めに作っていろいろアレンジして楽しめる料理です。 電卓片手にご飯 イカリングフライ 昆布和え もやしたっぷりごまみそ汁 牛乳 給食費は1食当たりの食材費が約270〜280円(税込み)の予算で作られています。最近は様々な影響で食材の価格が高騰していて、給食費もやりくりが大変です。それでも、おいしくて栄養のバランスが良い給食を子どもたちに提供するため、毎日電卓を片手に献立を考えています。 今日のみそ汁にはもやしがたっぷり入っています。もやしは比較的価格が安く安定しているので、上手に取り入れたい食材です。ごま油で良く炒めてから出汁を加えて煮ることでおいしく仕上げることができます。今日は価格の安い鶏むね肉を使いましたが、豚肉を使ってもおいしいです。 違いを楽しんで黒パン 鶏肉の米粉シチュー かみかみ枝豆サラダ 牛乳 今日のサラダは、キャベツ、きゅうりの野菜に加えて、枝豆、煎り大豆が入っていて、食感の違いが楽しいです。 6月4日から10日までの1週間は、歯と口の健康週間です。歯を健康に保つためには、よくかんで食べることが大切です。よくかんで食べると、食材ごとにかみ応えや食感が違うことや、素材の味がよくわかるようになります。また、よくかむことはストレスの解消にもなるのです。 食事の時間をきちんと確保して、ゆっくりよくかんで味わって食べてほしいと思います。 |
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