7/14月 戦時中の食事とは
- 公開日
- 2025/07/14
- 更新日
- 2025/07/14
給食日誌
★給食メニュー
ごはん 牛乳 焼き魚 和え物 すいとん汁
★クイズ
「すいとん」は何からできている? A:お米 B:小麦粉 C:豆腐
広島や長崎に原爆が投下されたのは有名ですが、実はひたちなか市も昭和20年7月17日に艦砲射撃を受けていて、今年で80年になります。当時、那珂湊沖の海上から、ひたちなか市の街に368発もの砲弾が撃ち込まれ、110名を超える犠牲者が出たそうです。この悲劇を語り伝える活動をされているのが、ひたちなか市社会福祉協議会ボランティアグループ「かんぽうの会」(代表:武藤 きよ子さん)の方々です。今日は4時間目に、3年生へ紙芝居、6年生へNHKの映像を通して、子供たちに「戦争と平和」を伝えてくださいました。給食もこれにタイアップして、戦時中の食事「すいとん」を提供しました。もちろん、それだけではお腹を空かせてしまうので、栄養価は満たすようにごはんやおかずを付けました。子供たちと一緒に会食もしていただき、お米がなかったから小麦粉で作ったすいとんを食べたことや、いもなどでかさ増ししたごはんや、薄めたおかゆ、味の無い汁など昔の食事を語っていただきました。子供たちは昔の食事を知って、すいとんを味わい、昔の食事や生活を「かわいそう」「感謝して食べなくちゃ」と言って感じ取り、学びを深めていました。茨城新聞社の取材もあり、記者の方からの取材に子供たちは緊張しながらも答えていました。かんぽうの会の皆様、子供たちのために、貴重なお話と機会をありがとうございました。