社会の一員として
- 公開日
- 2021/07/09
- 更新日
- 2021/07/09
校内行事
9日(金),市社会福祉協議会と講師の方をお招きして,4年生が手話体験を行いました。
活動の中で,耳の不自由な方が日常生活をどのように過ごしているか話を伺いました。耳の不自由な方は,玄関のチャイムが鳴っても来客に気付くことができません。どのようにしているか問われると,子どもたちの中には,「とりあえず出て行く。」と答える子もおり,音に気付かない感覚はすぐには理解が難しいようでした。実際は,光で来客を知らせる機器を利用しているそうです。また,室内で自分の方を見てほしい時には,照明を消したりつけたりして周囲に気付かせることもあるそうです。その後,指文字の形を教わり一緒に練習を行いました。多くの子どもたちにとっては初めて知ることばかりで,講師の方のお話を真剣に聞いていました。今日の体験が,福祉の問題を自らの問題と捉えるきっかけになるといいです。