不祥事根絶に向けた取組(令和6年9月3日)  那珂湊第三小学校

教職員による不祥事は、児童・保護者はもとより、県民の学校教育への信頼を著しく損なうものであり、なんとしても根絶しなければなりません。本校では不祥事根絶に向けて「那珂湊第三小学校から不祥事を絶対に起こさない」という強い覚悟をもって、全教職員一人一人が責任と自覚を再認識し、安全・安心な学校づくりと地域の信頼を得られる教育活動を推進すべく、下記のように取り組んでいます。

1 教職員によるコンプライアンスに係る研修を定期的に実施しています。

毎月、担当学年がテーマを決めて、実際に発生した事例や県教委・市教委からの通知文、コンプライアンス資料「One IBARAKI」「教職員懲戒処分等の指針」等をもとにした職員研修を定期的に実施しています。全教職員が自分事としてとらえ、考えられるように話合いを取り入れ、不祥事根絶に向けて取り組んでいます。

2 「マイ・チェックリスト」の作成と活用を通して、コンプライアンス意識の向上に努めています。

不祥事の原因は何か、自分の行動や意識に問題はないか等を、一人一人が明確に把握する必要があります。そこで、自分が起こしてしまう恐れのある不祥事を未然に防ぐために「マイ・チェックリスト」を作成、活用し、自分自身の内面を客観的に見つめるようにしています。また、不祥事根絶のキーワード「たいせつです」を常に見える化し、職員室に掲示したり、教職員が常に携帯したりして、教職員が自分の言動等を常に振り返るようにしています。

3 教室(特別教室等)では、外から見える環境を確保します。

教室等の出入り口を開けるなど、できる限り複数人での対応や相談を行います。個人対応となる場合には、管理職へ連絡の上、保健室や相談室など指定された場所で行います。

4 更衣室やトイレ等を日常的に定期的に点検したり、校舎内の整理整頓を心がけたりして、環境整備に努めています。

毎月1回実施している教職員による施設等の安全点検以外に、児童や教職員が使用する更衣室やトイレの異常等がないか点検カードを作成し、複数の教職員で点検しています。また、私用スマートフォン等の持ち込みの使用ルールを明確にしたり、カメラ等の設置場所をつくらないよう校舎内の整理整頓を心がけたりして、日頃から環境整備を行っています。

5 管理職による教職員との個人面談を定期的に実施し、悩みや困りごと等の解決のための支援を行っています。

教職員のストレスや個人的な悩みが不祥事の原因にならないよう、管理職が教職員一人一人との面談や日頃の職員との会話を通して、相談に応じたり解決方法を助言したりしてきめ細かに教職員を支援しています。また、一人で悩みごとを抱え込まないよう、気軽に相談できる風通しの良い職場環境づくりにも取り組んでいます。

湊三小 不祥事根絶のキーワード

た … 体罰はしません(不適切発言、暴言、差別的発言等もしません)
 い … 飲酒運転はしません(飲んだら乗りません)
 せ … セクハラ・パワハラ・わいせつ行為・盗撮等のハラスメントはしません
 つ … 使い込みはしません(学校徴収金の不正取扱いもしません)
 で … データ漏洩はしません(SNS等で保護者等との個人連絡もしません)
 す … スピード違反等の交通違反はしません(交通事故も起こしません)