日立ハイテクの方々を講師に招き､5年生は「電子顕微鏡を活用した授業」を行いました。

　ヨーグルトがつかないヨーグルトのふたとそうでないふたの違いを手触りや電子顕微鏡の画像を使って説明をしてもらいました。でこぼこした手触りのふたが、ヨーグルトがつかないそうですが、そのヨーグルトのつかないふたは、蓮の葉っぱの水をはじく性質を利用しているそうです。蓮の葉っぱを拡大したものと、ヨーグルトのふたを拡大したものを見てみると似たような構造になっていることが分かりました。

　その他、痛くない注射針は､蚊の口の形をまねているとのことで、蚊の口と注射針の先を拡大し形が似ていることを確認したり、花粉や蟻の拡大図なども見せていただいたりしました。ちなみに、ホームページの映し出されている画像は、蟻の目の拡大図です。

　興味をもって5年生は映像を見ていました。これを機会に、裸眼では確認できない世界にも関心を向けてくれるといいな、と考えています。