3年生は最後ですご飯、ポークカレー、海藻サラダ、牛乳、すだちゼリーです。 3年生は、今日で学校給食は終了です。 小学校に入学してから9年間の給食の時間をどのように過ごしてきましたか? 学校給食で学んだことが皆さんのこれからの生活に役立つことを願っています。 いつもとちょっと違います給食では、みそ汁やすまし汁のだしは、かつお節の厚削りをコトコト煮出してとっています。湯の中のかつお節がゆらゆらと揺れるくらいの火加減でじっくり煮出すのがコツです。 今日のみそ汁には、かつお節にサバ節と煮干しを加えてとっただしを使いました。いつものみそ汁との違いに気が付いたでしょうか。 味が変わることがあります給食に毎日出ている牛乳は成分無調整なので、いつもと味が違うと感じることがあるかもしれません。牛乳は、牛の食べるエサや飼育されている環境、季節によって味や香りが変わります。一般的に、夏の牛乳はあっさりしていて、冬の牛乳はコクがあるといわれています。 牛乳に含まれているカルシウムは、他の食品に比べて吸収率が高いのが特徴です。今日はクリーム煮にも牛乳を使っていて、カルシウムがしっかりとれる献立です。 日本人が一番よく食べている肉類は?豚肉は、日本で一般に広まった時期は牛肉より後ですが、日本人が一番よく食べている肉類で、その消費量は牛肉の約3倍になります。 茨城県は温暖な気候に恵まれていることから、豚の飼育に適しているので、畜産量は全国でも上位を占めています。「ローズポーク」や「常陸の輝き」「美明豚」など、地域や生産者ごとに特色のある銘柄豚の生産が盛んです。 豚肉にはたんぱく質やビタミンB1が豊富に含まれています。 今日の給食では、和風の煮物にしました。豚肉のうま味が大根などの野菜や厚揚げにしみこんで美味しいです。 久しぶりです今日は久しぶりに、全ての学年が揃った給食です。 シュガートーストは今年度2回目の登場です。甘くてバターの香りが香ばしいトーストは、ピリッと辛いカレー味のスープ煮とよく合います。そして今日は、カレーの辛みをまろやかにするチーズの入ったサラダやヨーグルトを組み合わせました。 甘味、塩味、辛味、酸味、うま味、いろいろな味が楽しめる献立です。 今日は桃の節句です今日は桃の節句、女の子の健やかな成長と幸せを願ってお祝いする日です。もともとは女の子のためのお祭りではなく、病気などになりやすい季節に、災いを払うために行われた行事だったそうです。 昔は3月の初めに、紙などで作った身代わりの人形を川に流して、病気や災いを払いました。今のように豪華なひな人形を飾るようになったのは、江戸時代の頃からです。ひな人形には、病気をしないで元気に育ってほしいという家族の願いが込められています。 今日の給食は、桃の節句にちなんで「ちらし寿司」にしました。皆さんが病気をしないで元気に過ごせるようにと願いを込めて作りました。 脳の働きを助ける栄養素が含まれています給食では、毎月1回は豆腐料理を取り入れるようにしています。豆腐にはたんぱく質の他にも、脳の働きを助けるレシチンやカルシウム等の栄養素が含まれています。 さて、明日は県立高校の学力検査です。3年生の皆さんは、今までの勉強の成果が発揮できるようにコンディションを整えて頑張ってください。 今日の食事は、油の多い料理は控えて、消化の良い物を食べましょう。生ものや食べ慣れないものは控えたほうが良いです。 脳のエネルギーになるのはブドウ糖です。ご飯に含まれるブドウ糖はじっくりエネルギーに変わるので、受験当日の朝は温かいご飯がおすすめです。 また、よく噛んで食べる事は緊張を和らげる効果があります。明日は早起きして、朝食をよく噛んで食べてから出かけられると良いですね。 両方食べてちょうどよいのですトマトクリームスパゲッティ、切干大根サラダ、牛乳、メロンパンです。 通常、スパゲッティを主食として食べる場合、乾麺の状態のスパゲティ100g〜150gが一人分だといわれています。給食では、調理をする釜の容量等の都合で一人100gの麺を使うことができません。今日のトマトクリームスパゲッティも一人分の麺の量は65gで、ちょっと少な目です。そこで、今日は足りない麺の分を補うために片手に乗るくらいの小さなサイズのメロンパンを付けました。両方食べてちょうどよい量になっています。(もちろん、サラダと牛乳も食べて、ちょうどよいのです) ちなみに、イタリア料理のコースでは、パスタとパンの両方がついています。 親子煮今日の煮物は、鶏肉と卵が入っているので「親子煮」という名前がついています。 鶏肉と卵の他に、高野豆腐も入っているので、たんぱく質をしっかりとる事ができる料理です。ちなみに、今日の親子煮一人分を食べると、牛乳1本(200ml)の約3倍のたんぱく質がとれます。 ひたちなか市で生まれました那珂湊焼きそばは、ひたちなか市で生まれて50年以上、みんなに親しまれてきた料理で、町おこしのB級グルメとして全国に知られています。 那珂湊焼きそばの特徴は「せいろ」という道具で麺を蒸してつくること、麺が太くてモチモチしていることです。 今日は、ひたちなか市産のさつま芋を使った大学芋と組み合わせました。地元にある美味しい食べものを味わってください。 いい予感・いよかんカリカリ大豆サラダ、牛乳、いよかんゼリーです。 「いよかん」は、みかんやデコポンと同じ柑橘類の果物で、愛媛県で主に栽培されていることから、愛媛県の昔の地名「伊予の国」にちなんで「伊代柑」と名付けられました。 「いよかん」は「いい予感」と語呂が似ているので、験担ぎの食べ物としても知られています。 市内の中学生が考えました「具沢山ミルクみそスープ」は、市内の中学生が考えた料理です。今年度の「つくろう料理コンテスト」中学生の部で最優秀賞に選ばれました。ポイントは、「みそ汁に牛乳を加えた事により、まろやかさとコクが出て、カルシウムもとれること」だそうです。 今日も手作りです今日のグラタンも、調理員さんたちが具を作り、一つ一つアルミカップに詰めてチーズをのせて焼いた手作りです。 グラタンはフランス料理の調理法のひとつで、「オーブンなどを使用して、表面を焦がすように仕上げた料理」という意味があります。こんがりと焼き目の付いた料理は、見た目にも美味しそうですね。 今日は豆乳と白いんげん豆のピューレで作ったソースと具材を混ぜてチーズをのせて焼きました。 キムタクご飯キムタクご飯は平成14年、長野県塩尻市で誕生しました。考案したのは中学校に勤務している栄養士さんです。自宅で子どもたちに好評だったピリ辛の豚キムチと甘みのあるつぼ漬けたくあんを混ぜたご飯を、給食の献立に提案したのが始まりだそうです。 平成23年に全国放送のテレビ番組で紹介されたことで全国に広まり、ひたちなか市の給食にも登場するようになりました。 験担ぎ(げんかつぎ)の食べ物験担ぎは、これから行うことが良い結果になるように願って行う行為のことで、特に食べ物での験担ぎは、良い運気を体の中に取り入れるという点から、昔から行われてきました。 勝負に勝つようにと食べる「とんかつ」や「カツ丼」は良く知られていると思いますが、他にもいろいろあります。 希望する学校や会社などとの縁が結ばれるように「おむすび」、粘り強く努力できるように「納豆」や「おくら」「山芋」などの粘り気のある食べ物、いい予感と語呂が似ている「いよかん」などが挙げられます。 今日の給食に取り入れた「みそかつ」も「受験に勝つ」験担ぎの応援メニューです。豚肉は、ビタミンB1が豊富に含まれ、スタミナアップや疲労回復の効果があります。 験担ぎの料理を食べて、前向きな気持ちを持って頑張ってください。 アラビアータペンネアラビアータ、白菜と肉団子のスープ、牛乳です。 アラビアータはローマが発祥のイタリア料理で、にんにくの風味と唐辛子を効かせたトマトソースを使った料理のことです。今日はペンネのソースにしました。 アラビアータはイタリア語で「怒り」という意味です。「おこりんぼ風」とも訳されます。アラビアータを食べると、ソースの辛さで怒ったように顔が赤くなることからこの名前がついたといわれています。ちなみに、地名のアラビアとは関係がありません。 給食では、辛い物が苦手な人でも食べやすいように、唐辛子の量を少なめにして辛さを抑えて作っています。 じっくり煮含めました今日の炒め煮は、今の時期、甘みが増しておいしい大根をたっぷり使いました。 じっくり煮含めているので、豚肉のうま味がしみこんで、砂糖と醤油しか使っていないシンプルな味付けですが、とても美味しいです。 ピリ辛チキンサラダは生徒にも人気のサラダです。こちらは練りごまや豆板醤、にんにくなど、いろいろな調味料を使った手作りのドレッシングで和えています。 それぞれの一人分の分量については、献立表をご覧ください。 すぐに混ぜませんかきたま汁の卵をふんわりと仕上げるコツは、卵をよく沸騰したスープに入れて、すぐにかき混ぜないことです。少しすると卵が浮いてきますので、それから静かにかき混ぜます。そうすると、卵が細かく散れてしまわず、きれいに仕上げることができます。 今日は、豆板醤を入れて炒めたビーフン、春巻きと組み合わせました。それぞれのおかずを交互に食べると、やさしい味のかきたまスープが、豆板醤の辛みをやわらげ、最後まで美味しく食べられます。 洋風の料理にもごぼうというと、きんぴらやけんちん汁、豚汁、煮物、炊き込みご飯など、和食の食材として使われることが多いのではないでしょうか。でも、洋風の料理にもよくあうのです。 今日はブラウンシチューに使いました。ごぼうの香りと食感がシチューのおいしさを引き立ててくれます。 サラダには寒天が入っていて、ごぼうとはまた違った食感が楽しめます。 食べてほしい食品です昔の日本人は豆料理を良く食べていましたが、最近は昔ほど豆を食べなくなりました。給食の残り具合を見ると、豆料理が苦手な人が多いようです。 しかし、豆にはエネルギーになる炭水化物や、体をつくるたんぱく質、鉄、カルシウム、体の調子を整える食物せんいやビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。栄養的にも大変優れた豆は、もっと食べてほしい食品です。 今日の給食ではサラダに黄大豆、青大豆、金時豆、手亡豆の4種類の豆を入れました。酸味の効いたマヨネーズベースのドレッシングと合わせて、魚フライの付け合わせにしています。フライやスパゲッティとの味のバランスも楽しみながら食べてほしいです。 |
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