じっくり煮含めました今日の炒め煮は、今の時期、甘みが増しておいしい大根をたっぷり使いました。 じっくり煮含めているので、豚肉のうま味がしみこんで、砂糖と醤油しか使っていないシンプルな味付けですが、とても美味しいです。 ピリ辛チキンサラダは生徒にも人気のサラダです。こちらは練りごまや豆板醤、にんにくなど、いろいろな調味料を使った手作りのドレッシングで和えています。 それぞれの一人分の分量については、献立表をご覧ください。 すぐに混ぜませんかきたま汁の卵をふんわりと仕上げるコツは、卵をよく沸騰したスープに入れて、すぐにかき混ぜないことです。少しすると卵が浮いてきますので、それから静かにかき混ぜます。そうすると、卵が細かく散れてしまわず、きれいに仕上げることができます。 今日は、豆板醤を入れて炒めたビーフン、春巻きと組み合わせました。それぞれのおかずを交互に食べると、やさしい味のかきたまスープが、豆板醤の辛みをやわらげ、最後まで美味しく食べられます。 洋風の料理にもごぼうというと、きんぴらやけんちん汁、豚汁、煮物、炊き込みご飯など、和食の食材として使われることが多いのではないでしょうか。でも、洋風の料理にもよくあうのです。 今日はブラウンシチューに使いました。ごぼうの香りと食感がシチューのおいしさを引き立ててくれます。 サラダには寒天が入っていて、ごぼうとはまた違った食感が楽しめます。 食べてほしい食品です昔の日本人は豆料理を良く食べていましたが、最近は昔ほど豆を食べなくなりました。給食の残り具合を見ると、豆料理が苦手な人が多いようです。 しかし、豆にはエネルギーになる炭水化物や、体をつくるたんぱく質、鉄、カルシウム、体の調子を整える食物せんいやビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。栄養的にも大変優れた豆は、もっと食べてほしい食品です。 今日の給食ではサラダに黄大豆、青大豆、金時豆、手亡豆の4種類の豆を入れました。酸味の効いたマヨネーズベースのドレッシングと合わせて、魚フライの付け合わせにしています。フライやスパゲッティとの味のバランスも楽しみながら食べてほしいです。 栄養素をバランスよくとるために給食では、栄養素がバランスよくとれるように、ご飯やパンなどの「主食」、肉や魚、卵、大豆製品をたくさん使った「主菜」、野菜や海藻などがたくさん使われている「副菜」を組み合わせた献立が考えられています。 日頃の食事やお弁当作りの際に食品の組み合わせや量等ご活用ください。 さいの目に切ります「マセドアン」はフランス料理用語のマセドワーヌのことで、「さいの目」に切った果物や野菜を混ぜ合わせた料理のことです。名前の由来は紀元前のマケドニア。アレクサンダー大王時代のマケドニア王国が、さまざまな民族の小国家で構成されていたことが、さいの目切りのイメージにつながったといわれています。 さいの目切りとは、サイコロのように四角く切る切り方のことです。大きさが揃っていると、均一に火が通り、煮崩れたりしないので見た目もきれいに仕上がります。 たくさんの野菜を、同じ大きさにそろえて切るのは大変な作業ですが、調理員さんが時間をかけて一生懸命切ってくれました。 3日は節分4日は立春、前日の今日は節分です。節分には豆まきをしたり、焼いたイワシの頭をヒイラギの枝などにさした「焼い嗅がし(やいかがし)」を戸口に置いたりします。 これは、病気や悪いことを鬼に例えて「悪い鬼が家の中に入ってこないように」という願いを込めてするものです。 今日は、節分にちなんだ献立として「いわし」を献立に取り入れました。 昔は立春から新しい年が始まると考えられていました。そのため、立春の前日の節分には「そば」を食べる風習があります。 また、恵方巻きを食べる地域もありますね。恵方巻きは、七種類の具が入った海苔巻きです。具を七福神に見立て、「福を巻き込む」という意味があります。また、切らずに食べるのは、「縁を切らないように」という意味があるそうです。 節分には各地の寺や神社でも、邪気払いの行事が行われます。あなたの家では、節分にどんなことをしますか? 作り方が違いますピラフは中近東発祥の料理です。中華料理のチャーハンと似ていますが、作り方が違います。 炊きあがったご飯を具材と一緒に炒めて作るのがチャーハン。 米をバターで炒めてから、スープや肉、野菜などを加えて炊いて作るのがピラフです。 トルコからフランスに入ってフランス料理のピラフになりました。 茨城県産です大豆のことを「畑の肉」といいますが、最初に「大豆は畑の肉」という呼び方が登場したのはドイツだといわれています。タンパク質が豊富に含まれていることから「畑の肉」と呼び、栽培に取り組んだそうです。 昔は日本や中国などの限られた地域で栽培されていましたが、最近では、日本で食べられている大豆のほとんどがアメリカやカナダなどで大規模に栽培されたものです。 給食では、茨城県内で栽培された大豆を使っています。今日のポークビーンズも茨城県産の大豆を使ってつくりました。 年に一度の登場です「干し芋入りかき揚げ」は、年に1回、今の時期しか登場しない料理です。 給食室で干し芋やさつま芋、玉ねぎなどの材料を切り、衣で和えて油で揚げた手作りのかき揚げです。 一人分を計量してオーブンシートの上に形を整え、油で揚げます。固まってきたら一つ一つオーブンシートをはがし、中心まで火を通します。とても手間がかかる料理ですが、地元でとれた干し芋を使った料理を、皆さんに美味しく食べてもらえるように、調理員さんたちが一生懸命作ってくれました。 カルシウムが増えます切干大根は、干すことで水分が抜けて、甘みや旨味が増しておいしくなります。 切干大根に含まれるカルシウムの量は、生の大根の約20倍、鉄や食物せんいは約15倍もあります。 煮物にして食べる事が多い食材ですが、今日のように、戻した切干大根をゆでて、サラダなどの和え物にすると、シャキシャキした歯ごたえを楽しむことができます。 給食・今と昔すいとん汁は、昔、戦争や災害で食料を調達するのが難しい時、ご飯の代わりに食べられていた料理です。その頃のすいとん汁は、今のようにいろいろな具は入っていなくて、汁に薄く溶いた小麦粉が入っているだけの質素な物だったそうです。 今日の献立は、明治22年に日本で最初に出された給食「ご飯、魚の塩焼き、漬物」をイメージしました。ただ、それだけでは現在の皆さんに必要な栄養が十分に取れないので、すいとん汁と牛乳もついています。 手作りのカレールーです給食でも人気のあるカレーが日本で食べられるようになったのは、1859年、横浜港が開港した頃だといわれています。その頃はまだ、今のような固形のカレールーはなかったため、シチューの作り方と同じように、小麦粉とバターを炒めたルーにカレー粉を混ぜたものを使って作っていました。 今日のカレーは、固形のカレールーが作られる前の昔と同じ作り方で、その頃の味を再現したものです。少し甘めで、優しい味のカレーです。 今週は全国学校給食週間です1月24日から30日は全国学校給食週間です。 学校給食は、今から120年以上前の明治22年に、山形県の小学校で始まりました。しかしその後、戦争のために食料が不足し、給食はできなくなってしまいました。 戦争が終わった昭和21年12月24日に、食べ物がなくて苦しんでいる子どもたちを救うため、アメリカの援助を受けて学校給食が再開されました。12月24日は冬休みになってしまうため、1か月後の1月24日から1週間が「全国学校給食週間」になりました。 もともとは子どもたちの栄養補給が目的で始まった給食ですが、今は栄養補給だけでなく、食事のマナーを身につけたり、食育の教材になったり、さまざまな目的で行われている給食です。 1月25日号のひたちなか市報に、学校給食についての特集がのっていますので、そちらもご覧ください。 小学生が考えました今日の「乾物たっぷり混ぜご飯」は、ひたちなか市内の小学6年生の児童が考えた料理です。今年度の「つくろう料理コンテスト」小学生の部で最優秀賞に選ばれました。 切干大根、切り昆布、高野豆腐、干ししいたけなどの乾物と、地元でとれたさつま芋をたっぷり使った混ぜご飯です。 ※つくろう料理コンテスト受賞作品のレシピ等は茨城県教育委員会のホームページに詳しく紹介されています。 食物せんいがたっぷりです今日は食物せんいがたっぷりとれる献立です。 チリビーンズに含まれる金時豆や大福豆などの豆類、じゃが芋、サラダのこんにゃく、や野菜類には、食物せんいが特に多く含まれています。豆料理は苦手という人が多いようですが、ぜひ食べてほしい食品です。 冷めない工夫寒い季節になると、温かい料理がおいしく感じられます。 給食室では、皆さんが食べるまでに料理が冷めてしまわないように、調理の時間を調整して時間ギリギリに仕上げています。 料理が冷めないようにするには、他にもいくつかの方法があります。 今日のけんちん汁のように油を使うと、表面に幕ができて冷めにくくなります。のっぺい汁のように片栗粉などでとろみをつけるのも一つの方法です。 さて、昨年の11月に「食」に関する標語の募集があり、市内の小・中・義務教育学校から応募のあった5993点の作品の中から、本校の3名の作品がそれぞれ、給食会長賞、優秀賞、入選を受賞しました。おめでとうございます。入賞作品は学校給食週間の1月24日から30日の期間、ひたちなか市役所市民ホールに展示されます。 ひたちなか市の郷土料理です牛乳です。 「パイタ焼き」は特に那珂湊地区などで、漁師さんの料理として昔から食べられてきた郷土料理の一つです。 サンマやイワシをたたいて、味噌とねぎを入れて焼いてつくります。 「パイタ」とは、舟をこぐ櫂(かい)のことで、舟が手漕ぎだった時代に、船乗りが櫂の平らな部分で魚を調理したことから、「櫂の板」⇒「カイイタ」⇒「パイタ」と呼ばれるようになったといわれています。 生産量日本一です今月は白菜を使った料理がたくさん登場します。今日もクリーム煮に使いました。 茨城県は、白菜の生産量日本一です。特に県西地域を中心に栽培されていて、主に冬から春にかけて生産されています。 今日の給食に使っている白菜は、勝田二中学区にある畑で収穫されたものです。 地元で収穫された旬の白菜を味わいましょう。 乳酸菌が入ってますキムチは乳酸菌の働きによってつくられる発酵食品で、整腸作用があります。 今日は豆腐の煮物に使いました。ご飯の甘みを引き立て、食欲が増す料理です。また、辛みの素の唐辛子には体を温める働きがあり、寒い季節にぴったりの料理です。 |
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